SHElikesのこと

旅するライター小山志織さんにインタビュー 好きなこととライティングを掛け合わせて無限大の可能性を

未経験からライターに。果たしてどうやったら実現できるのかライターを目指す人にとってはとても気になる話だと思います。

現在和歌山経済新聞の記者として働く小山志織さんは、そんなストーリーを叶えたうちのひとり。

SHElikes(以下SHE)卒業生であり、現在はSHEのキャリアプランナーとしても活動しています。

▼SHEについて詳しく知りたい方はこちら
【話題】女性のWEBキャリアスクール SHElikesの無料体験を受けてみた

【プロフィール】
小山志織さん
和歌山県出身の旅するライター。塾講師→EC業界→ライターに転身。 スペイン&中南米が好き。熊野古道の姉妹道サンティアゴ巡礼道を歩きたい。(当人noteより)

そんなSHEのロールモデルである小山さんにライティングする理由や書く上で大切にしていることをインタビューで伺ってみました。SHEライターコースで勉強中の方はもちろん、ライターを目指す人にとって今後の指針やヒントになれば幸いです。

スキルを磨くために入会したSHElikesで初めての仕事案件を獲得


ーもともと書くことは好きだったのですか。
昔から書くことは好きでした。現在はライターとして働いていますが、前職はEC業界で働いていてメルマガや商品紹介の文章を書いていました。

ーSHEとはどのように出会ったのですか?
多少前職で経験していたデザイナーとライターを独学している中でSHEと出会い、受講を始めました。

ーへえ!デザイナーのご経験もあったのですね
ええ、多少。最初はデザイナーとライターどちらも受講しようと思ったのですが、デザイナーはその分野では勝てないと感じまして……。だったらもともと好きな書くことを続けようと思いました。

ーなるほど!そこで初めてライターとしての案件を受注するのですね
はい。SHEで開催されているライターコンペで、手前味噌ながら1位を取りまして。それがお金が発生するという意味では初めての案件でした。

旅ライターとしての歩み

ーそこからどう旅ライターへとなられたのですか
SHEにはオンラインレッスンの他に月に数回イベントが開催されていて、そのとき行われていたTABIPPO(※1)とSHEのコラボイベントに参加しました。参加したことで「場所に縛られず、自由に働きたい」という忘れかけていた夢を思い出させてくれました。

▼その思いを綴った文章。SHEライターコンペで一位の作品

またイベントに参加したことでHafF(ハフ※2)という宿泊のサブスクリプションサービスを知りました。早速調べるとたまたまその時「長崎住人募集」が出ていて、受かれば2ヶ月半長崎で働きながら住むことができる機会で、すぐに申し込みました。

ーすごい行動力ですね!
応募が受かり、そこから長崎、博多、別府、最終的に石垣島に落ち着きました。
ライター駆け出しという身分だったので旅先で出会った方から紹介でライターの仕事を頂いたりする事もありました。

ーわあ、出会いから仕事に繋がるなんてまさに旅ライターですね。
そうですね。滞在先では仕事をしつつ、空き時間でライター仲間と食事したりとまさにワーケーションで、またそれを記事に書くということを続けていました。

そう溌溂と語る小山さんの表情から、いかに充実した時間だったことを感じることができました。

※1…旅をテーマにした総合WEBメディア。これからの時代の多様な旅を若者に提案。「旅で世界を、もっと素敵に」をビジョンに掲げる株式会社TABIPPOが運営。

※2…定額制住み放題サービス「HafH(ハフ)」に登録すると、今月登録追加された13拠点も含めて、国内外12の国と地域・108の「世界を、旅して働く」拠点が定額で住み放題。全拠点で電源・Wi-fi・働く場所、もちろんベッド付。

旅するライターから新聞記者へ 自分が本当に書きたいものとは何か


ー現在は旅ライターの肩書をもちつつ、和歌山経済新聞記者としても活躍されてますが、「書く」という仕事の中で、なぜ新聞記者になろうと思ったのですか

私は以前から地域おこしや町おこしに興味がありました。フリーライターとしてそのテーマについて書こうと思ったとき、発信や取材の方法に個人では限界を感じたのですね。
現在記者として働いている和歌山経済新聞は経済という名前こそついていますが、実はローカルネタも多く扱っている新聞で、ここでなら町おこしについて書けそうだと思ったのです。
つまり町おこしとライティングをかけ合わせたらそういう結果になりました。

ーなるほど。ライティングと好きなものを掛け合わせるとは深いです……!そんな小山さんが書く上で大切にしていることはありますか
そうですね。これはライターの勉強を始めてから特に考えるようになったのですが、人に伝わる文章とは何かを意識するようになりました。誰に伝えたいか、どうしたら伝わりやすいか。これを一番に大切にしています。

好きなことを伝えたいから、書く

ー今後ライティングを勉強する人やSHEのライターコースを受けている人へ何か伝えたいことはありますか
書くことが苦でなければ、どんどん書き進めるといいと思います。特にSHEのライターコースはいろんなジャンルのライティングを勉強できますよね。例えばSEO対策(※3)だったり、取材の方法を学んで実践することができたり。
その中で自分がSEOが得意だなという人もいれば、取材が楽しいって気付く人もいる。自分が書きたいのはどっちか、それとも両方なのか、可能性を無限大に広げていけるコースだと思います。

ー受講している身にとても刺さります……!両方ともできなければライターとして働けないのかと思ってました
そんなことはないですよ!「伝えやすさを考えること」がライティングの入り口
そのスキルを身につければ、たとえライターという職種でなくても社内のメルマガを書いたりプレスリリースを書いたり、自分の市場価値を高める武器としてどこでも役に立つと思います。コースが修了できれば絶対自信にも繋がりますしね!

※3…SEO対策(Search Engine Optimization)とは、検索結果で自社サイトを上位表示させるための対策のこと

ー小山さん、有益かつ素敵なお話をどうもありがとうございました!

自分が書きたいもの、伝えたいものは何か。そしてどんなライターになりたいかを考えることが、ライターを目指す人の一歩なのかもしれないですね。
目標が決まったら、あとは伝えたい人に書き続けるのみ。

あなたの理想のライター像はなんですか?
ぜひ自分の好きなこととライティングを掛け合わせて、小山さんのように書くことを楽しむライターを目指してくださいね!

▼現在小山さんはインタビュー100人に挑戦中!
インタビューを受けてみたい、興味があるという方はぜひコンタクトをとってみて下さいね。新しい自分を発見できるかも!