こんにちは、SHElikes(以下SHE)受講中のHonamiです。
来月でSHEに入会してから半年。思い返すととても濃い期間を過ごしたように思います。少なくとも子育てをする中で自分の時間を捻出しようと努めたり、自己分析や未来のことを考えてみたりすることはなかったのでとても良い期間になりました。学ぶっていろんな意味で大切ですね。
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またSNSやオンラインを通して、SHEメイトさんを含む他者との関わりを持つことができ、駐妻しながらも日本とのつながりをもてる嬉しさがありました。続けることに対してモチベーションが保てたのはこのコミュニティのおかげだと思っています。(※SHEのまわし者とかではありません、素直な本心。)
さて今回はリニューアルされてから新しくできたコース、コンテンツマーケティングコースを受講してみたのでレポートしていきたいと思います。
こちらはコンテンツマーケティングと銘打ちながらも、マーケターとしての要素はもちろん、インタビューするときの心得なども含まれているので、ライターを目指す人にとっても必須といえるほどの充実度。要チェックです!
コンテンツマーケティングとは最終的にファンとして定着させることが目的
講師はWoman type編集長の栗原千明さん。これまでもSHEのイベントでコンテンツマーケについて登壇されていたこともあったので勝手に親近感を持ちながら受講を進めました。
コンテンツマーケティングとは、ずばり
コンテンツの制作・発信を通して最終的にはファンとして定着させること
です。
大切なのは各プロセスごとに適切なアプローチをすること。
①集客 | ユーザーに興味を持ってもらう |
---|---|
②育成 | ユーザーに愛着を持ってもらう |
③購買・登録 | ユーザーに行動してもらう |
④ファン化 | ユーザーに行動、他ユーザーに拡散してもらう |
プロセスごとに対策を練り、行動していくことがとても大事。なのでまずは創るメディアの目的をしっかり定めることが重要になってきそうですね。
現在、メディアの種類としては、オウンドメディア(自社サイト)、SNS、他社メディア(今ではnoteなどが主流)に分類することができます。
どのメディアが自分の発信したい内容と相性が良さそうか、あるいはメディア同士を掛け合わせるか、まずはここから考えることが必要になってきますね。
コンテンツマーケティングの重要性
コンテンツマーケティングの形は、少し前まで企業やメディアを運営する人が一方通行かつダイレクトに発信する狩猟型から現在はユーザーを顧客へと育てていく農耕型へとシフトしています。
農耕型マーケットのメリットとしてはコンテンツを活用すればユーザーと長期的につながりを持てるということ。つまりインスタやツイッターなどのSNSを一旦フォローしてもらえば、滅多なことがない限りフォローを外すことはないので、長い間顧客とつながりを持てるのです。
ピンポイントでしか顧客との接点がなかった従来の狩猟型とは違って、いろんな形で顧客との繋がるチャンスが持てるのは農耕型の良い点ですね!
自分のブログサイトを分析してみた
ここで少し自分のブログサイトを一度振り返ってみたいと思います。
対象:おんなのなりわい
解決したい課題の目的:女性のキャリアの選択肢の増大
属性:女性の25−35歳くらい
志向:キャリア、副業、年収、結婚、余裕のある暮らし
接点:インスタ、Youtube、ツイッター
こう考えると女性はインスタでの情報集めが主流だからインスタも注力した方が良いのかなあ……
なんだか見えてくるものがありそうです。
また、このような階層になっている潜在層から顕在層までの顧客それぞれに対し、目的(KPI=key performance indicator)を考えることがより効果的なコンテンツマーケティングだそうです。
ここまで考えられたらいよいよ次は企画に入ります!
ターゲットユーザーに刺さる企画とは?
口酸っぱく言うことになってしまいますが、ターゲットユーザーに刺さる企画を考えコンテンツ制作に生かすには、まず目的を明確化させることが大切になってきます。
誰の、なんのための、どんなメディアなのかを考え、作るべきものと作るべきでないものを判断します。
例えば講師の方が運営する「働く女性を応援する」というコンセプトのWoman typeであれば働くことに対して、決してネガティブな発信はしません。(楽して稼ぐには?など)
ポジティブなことや頑張る女性の姿をインタビューを通して働くことに楽しいイメージを含むコンテンツを発信しています。
このようにどんな内容が自分のメディアにとって適切な内容なのか、判断してみてくださいね。
各コンテンツにおいても企画段階でターゲットと目的は必ず決める
それでは刺さる企画とはどんなものなのか、企画する段階ですり合わせてみましょう。
②目新しさがあり、実際に役立つ情報が入っているか
③共感、感動できるような要素が入っているか
④他に有効な手段はないか
そして伝わるコンテンツとは
・ターゲットには「知識格差」があることを意識して言葉と内容を選ぶ
・コンテンツはユーザーへのプレゼンテーション。構成を考える
・共感してもらうには?⇨ターゲットによって導入、概要、具体例、補足、結論、アピールポイントは異なる
ひとつのコンテンツの構成を考える上でもペルソナ(ターゲット)設定は重要になります。
インタビューを実施するときの心得
コンテンツの充実度を増すために、インタビューする場合もよくありますね。ここではその際の心得について触れたいと思います。
事前にすべきこと
・取材対象者について調べる
インタビューする前に対象者のプロフィールや実績、または過去のインタビュー記事やSNSを調べておくことが大事です。失礼に当たらないよう最低限のことは頭に入れておきます。
・テーマに対する自分なりの仮説を持っておく
ここを深掘りしておくと、インタビュー内容がぐっと深くなることがあります。自分なりの意見を伝えることで対象者から意外な話を引き出しましょう。
いざ取材
企画趣旨の説明
まず最初にすることが企画や読者のターゲットのすり合わせ。ここがずれていると論点がずれたインタビューになってしまう場合があるのでしっかり認識を合わせます。
出た話の5W1Hを確認
具体的に話を聞くことが大切なので、この内容を詳しく聞きたいと思ったら5W1Hを意識して相手に伺うようにします。
編集作業
文字起こしや構成についてはライターコースで学ぶとして、執筆するにあたってのポイントはペルソナに合わせてより面白く、正確に伝わるものへとブラッシュアップすることです。
一度書いて終わりではなく、「どうしたらもっと興味を持ってもらえるか?」と見返し、ブラッシュアップしていきましょう。
見つけてもらえるタイトルをつける
最後に好奇心を高めるタイトルづけをします。具体的にはタイトルに数字などを入れるとぐっと説得力が増しますよ。
校正
最終的に校正をして整えます。
まずファクトチェックとしては①内容の信憑性、②名称の正しさ、③年号年代は必ず確認してから発行しましょう。
誤字脱字もないかどうか確認します。よくプロの方はこちらのツールを使用しているそうです。
コンテンツマーケティングコースのおさらい
コンテンツマーケティングは、編集者をはじめ、SNSマーケターやWebマーケターなど最近ではありとあらゆる場所で必要とされています。
現時点で仕事に直結しなくとも、例えば個人でブログやSNSなどを通して発信することで自ずと力はついてくる分野なのかなと感じました。そしてそれが自身のブランドや将来の夢につながれば、万々歳ですね!
・コンテンツマーケティングとは発信を通してファン化させることが最終目的
・メディアは狩猟型から農耕型(顧客を育てる)へとシフトしている
・ターゲットユーザーに刺さる企画を作るには、必ず目的を明確化させること
ここでのレポートはごく一部なので気になった方はSHEの無料体験へGO⇨⇨