SHElikesのこと

【SHElikesイベントレポート】「New me!!!なんか好きかも、で未来は変わる。」しまだあやさんのお話

こんにちは!SHElikes(以下SHE)受講中のHonamiです。

◆SHElikesとは◆

SHElikes(シーライクス)は未経験からIT・WEB系のクリエイティブ職種へのキャリアチェンジに挑戦したい女性向けのキャリアスクール。副業・フリーランスの仕事も多いWEBデザインやライティング、WEBマーケティングなどを基礎から学べるため、WEBデザイナーやマーケターとしての転職や、副業・フリーランスでの仕事獲得を目指す未経験者・初心者の女性が多数受講中。

SHEでは2020年5月からコロナウイルスのの影響でおうち時間が増えたことを受け、「少しでも自粛期間の彩りになれば」という想いから一部のイベントを一般無料開放してきました。イベントの大きな反響をうけ、2021年2月から「New me!!!なんか好きかも、で未来は変わる。」という新コンセプトのもとイベントを刷新。

新しい自分を始めたい女性の背中を押す企画「New Meシリーズ」。

今回は記念すべき第1回目のゲスト、作家でありエッセイストの島田彩(しまだあや)さんのお話を聞いたのでストーリーと感想を共有させてください!

島田彩さんとは
エッセイを書く作家活動を中心に、企画やイベントのMCなど。関西大学 社会学部 マスコミ学専攻を2010年に卒業後、「HELLOlife」で教育・就活分野のソーシャルデザインに取り組んだのち、2020年6月に独立。大阪生まれ、奈良暮らし。気まぐれで借りた家が広すぎて、寝室以外を開放中。
しまだあやさんのnote

note(※1)から一気に作家、エッセイストにかけのぼったしまだあやさん。「今週末の日曜日、ユニクロで白T買って泣く」というタイトルの作品は約37000いいねを獲得する人気っぷり。私もここからファンになりました。

(※1…クリエイターを応援するプラットフォーム)

しまださんは暖かい風のような人

しまだあやさんは作家をされる前に「HELLOlife」で教育関連のお仕事をされていました。会社も会社の仲間も大好き。それなのになぜ退職の道を選んだのか。そこからお話は始まります。

「周りが結婚や出産をしてライフイベントが多くある中、私だけなんにもなかった。だから会社を辞めてなにかを起こしたかった。」
としまださんは語ります。

大好きな仲間たちのもとを離れて新しいことに挑戦するのはとても勇気のいること。しまださんも人生の中で一番に悩んだそう。確かに親や友達の目も含めて、会社を辞めることってとても大きな決断ですよね。

そんな大きな決断を軽やかに語るしまださん。心の器の広さを感じました……!

辞めるかどうか悩んでいた時「無理だと思ったらもう一度わたしたちのところに戻ってくればいいよ」とある先輩が言ってくれたそう。その言葉に救われ、合点し大好きな会社を辞めたのでした。

そして退職した直夜、noteに書いた記事が話題となり、作家の道に至るというわけです。
小学生1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話|note|しまだあや

心のまま素直に、書く

しまださんは日常の一部を切り取って、言葉にするセンスが抜群。どうやったらこんなに心に触れるような文章が書けるのか、誰もが気になる質問にしまださんはこう答えます。

なにか書こう、と思ったときは日常にフィルターをかけます。例えばジブリフィルターやディズニーフィルターとか。何枚かフィルターを持っていると日常もいつもと違った視点でみることができます。

フィルターという視点。斬新な切り口が素敵だなと感じました。私事ですがジブリフィルターつけながら子供と散歩したら楽しそうだな〜。

何回も推敲を重ねる

何度も推敲を重ねるのがしまださん流。深夜のテンションのラインが朝読み返してみると恥ずかしいように、一気に書き上げても、翌朝に必ず見直すそう。場所を変えて湯船に浸かりながら修正したりもするそうです。

実際に執筆中の原稿をZoomを通して見せて頂いたのですが、1枚のドキュメントの中でも数十か所以上言葉を推敲していることが分かり、驚きました。納得するまでたくさん繰り返すそうです。

またタイトルをつけるときに気をつけることとして、「伝えたいことと一番遠い言葉をむすぶと目を引きやすい」とおっしゃていました。
例えばユニクロー泣く、やタイムループー74歳に娘(https://note.com/cchan1110/n/nc5b826f33db2)などがそうですね。

なるほど~、タイトルをつけるときのヒントになりそう。

しまださんが書くうえで気をつけていること

・人を傷つけないこと
・素直であること

を一番に大切にしているしまださん。だからあんなに丁寧で優しく、読む人の気持ちを癒してくれる文なのですね。

話を聞いているだけで、明るさや優しさ、パワーを感じる方でした。

そして視聴者すべての質問を答えるために講演を大延長してくれたしまださん。人類まれにみる懐の深い人柄だと感じました。

これからの活躍がますます楽しみです!