こんにちは、シーライクスでライティングを中心に受講しているHonamiです!
シーライクスとは現在累計2万人の受講生を輩出している、今話題の女性向け”WEBスクール”。
シーってなに?詳しく知りたいという方はこちらの記事へ
今回は博報堂のコピーライターでもある”阿部広太郎(あべこうたろう)”さんが講師となって学べる「コピーライティングコース」の感想とレビューをお伝えしていきたいと思います!
かなり内容が濃くてとても受講しがいのあるコースだったので、「コピーライティング興味ある」という方や「ライティングの幅を広げたい!」という人にぜひ受けてもらいたいです!
さっそくご紹介していきます!
コピーとは
そもそもコピーライティングとはなんでしょうか。コピーライティングとは、主に広告宣伝のために文章を書くこと、またはその技術のことをいいます。
きっと誰もが一度は耳にしたことがある「そうだ、京都に行こう。」や「やめられない、とまらない、カッパ○ビセン♪」などはコピーの代表。主にCMなどで使われていたり、雑誌や駅、電車などさまざまな場面でコピーは溢れていますね。
消費者の興味を沸かせたり、気持ちを動かして購買やアクションに移してもらうこと。これがコピーの役割です。
言葉は心のインフラ
講師の阿部さん曰く、コピーとは「みんなが当たり前のように使っている言葉に企画(企て)をこめていくこと”。
このコースではコピーを”意識して繰り出せるようになる”ことを目的として、コピーを生み出す具体的な考え方やワークを中心に進んでいきます。
コピーの種類と役割
コピーの種類は2種類あります。
キャッチコピーと呼ばれる短い文章と、ボディコピーと呼ばれる長い文章です。
世界のHONDAが生んだ、究極のコピーを例にとって説明します。
“がんばっていれば、いつか報われる。持ち続ければ、夢はかなう。そんなのは幻想だ。たいてい、努力は報われない。たいてい、正義は勝てやしない。たいてい、夢はかなわない。そんなこと、現実の世の中ではよくあることだ。けれど、それがどうした? スタートはそこからだ。技術開発は失敗が99%。新しいことをやれば、必ずしくじる。腹が立つ。だから、寝る時間、食う時間を惜しんで、何度でもやる。さあ、きのうまでの自分を超えろ。きのうまでのHondaを超えろ。
負けるもんか。
HONDA
The Power of Dreams
心にグッと響くものがありますね…!!この「負けるもんか」という短い部分がキャッチコピーでそのほかの長い文章がボディコピーと呼ばれるものです。
負けるもんかの中に含まれるボディの意義。キャッチも大事だけど、ボディの部分も不可欠。言葉の持つ力ってすごいなと思わされます…!
コピーの書き方
積極的解釈とは
コースの中で阿部さんは”積極的解釈”という言葉を使います。これはつまり物事を”言い換える”こと。
「物事をどう受け取るか」を積極的に考えて「そういうものだから」で片付けず、違う捉え方や過去の経験から可能性を広げること。これは阿部さんの著書に詳しく書かれているので割愛しますが、コピーを生み出すためには価値や捉え方を多角的に”深掘り”していくことが重要だということです。
3つの接続詞で考える
コピーを生み出すのに必要なのは「物事を深掘りしていくこと」。そこで使われるのは”そもそも・たとえば・つまり理論”。
この3つの接続詞ををシンプルに使うことで、心に刻まれるコピーは生まれやすくなるそう。
たとえば⇒経験を探す
つまり⇒本質
この3つの過程を経てキャッチコピーを紡ぎ出します。
講座の中で「あなたなら愛をどう訳すか」とワークが出てくるのですが、実際に考えたものをこちらで紹介しているのでご興味あったら見ていただけると嬉しいです。
改めて思ったのは、コピーは偶然偶発的に”ぱっ”とひらめくものではなくて、考え抜いてやっとのことで生まれてくる我が子のようなものなのかなあと感じました。
伝わるコピーを書くために
自問自答を続け解釈を育てていく
相手に伝えるコピーを書くために、阿部さんがあげるチェックリストを3つ紹介します。
1「本当か?」
事実に基づいて書くからこそ、現実味や共感性を持って書けるもの。そのキャッチコピーから事柄を思い出せるか、強度はあるかを振り返ります。
2「見えるか?」
こちらは想像性を掻き立てられるかどうか。情景や風景が思い浮かぶ言葉を選び、コピーにしていきましょう。
3「具体的か?」
具体的な例えはどんな相手にも届きやすい表現。数字や固有名詞を活用することもひとつの手です。
「これ相手に伝わってるかな?」と疑問に思ったとき、この3点を振り返ってチェックしてみるといいと思います。
上達のために
ライティングは勉強したからといって、次の日に突然できるものではありません。
「地道が、近道。」阿部さんはそうおっしゃっています。
言葉に執着心を持ち、日々アンテナを張っておくこと。いい言葉に出会えたなら、心のクローゼットにそっとしまってワードローブを増やしていくことが大事なのです。
シーライクスのコピーライティングコースは奥が深かった!
レッスン自体はDAY1だけで1日で修了しますが、ワーク中心の講座となるので実践的に学ぶことができました。
コピーライティングを紡ぎ出すときの基本的な方法を知ることができます。
●コピーとは広告宣伝のために文章を書くこと、またはその技術
●コピーを生み出すときは”そもそも・たとえば・つまり理論”を使う
●地道が、近道
深掘りして解釈を与えていく過程は、とても新鮮で楽しいものでした。コピーライティングって奥が深い。
そんなことを思った素敵なコースでした。
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